マスカラがダマにならず、綺麗な繊細まつ毛に仕上げるためにはマスカラコームが必須。
今回は、私が実際に使ってみて本当に愛用しているものを
プチプラ・韓国コスメ・デパコスのカテゴリ別に3種類紹介します。
3つの使用感や仕上がりの違いも比較しながらレビューするのでぜひ参考にしてください♡
美まつげに仕上げるために最も重要なのがコーム
アイメイクをするとき、1本1本が細く綺麗なまつげに仕上げたいですよね。
「ダマになりにくいマスカラ」という言葉もよく聞きますが、アイテム選び以上に大切なのがマスカラコーム選びです。
私はまつげをパッチリと強調させることで、目元を大きく見せたいのである程度マスカラはしっかり塗るタイプ。
そのため、昔はこの写真のように繊細なまつげにはなかなか仕上げることができませんでした。
「しっかりマスカラを塗りつつも繊細に仕上げたい」と思うようになってからは、
ダマにならないマスカラを選ぶのはもちろんのこと、
スクリューブラシやアイブロウコーム・百均などで購入したプチプラまつ毛用コームなど、
ツールも様々なものを使ってきました。
しかし、なかなか理想通りに仕上げるのは難しく……。
そんな中で、一番初めに出会ったのが今回紹介するアイテムの中の1つ「IPSA(イプサ)」のコームです。
これを使うようになってから、
使いやすさはもちろん、しっかりマスカラを塗った後でも繊細な美まつ毛に仕上げられるようになりました。
愛用中のおすすめまつげコーム
(右から順番に)Chasty / Piccassi / IPSA
コームの重要性に気付いてからも様々な商品を試して、ずば抜けて優秀だったのがこの3つです。
→税込 ¥770円
中:PICCASSO(ピカソ) アイブロウステーション
→税込 ¥1000円
左:IPSA(イプサ) コーム
→税込 ¥1,320円
価格はそこまで変わりませんが、
商品によって少しずつ特徴が違うのでまずはアイテムごとに紹介してきます!
Chasty(チャスティ) マスカラコーム メタルN MP
チャスティのマスカラコームは、田中みな実さんのおすすめとして紹介されてから一躍ヒット商品に!
今SNSでも一番見かけると言っても過言ではないと思います。
3種類の中で唯一の折りたたみ式。
コンパクトになるだけでなく、刃先をカバーしてくれるので、他のコスメやポーチを傷つけるという心配もありません。
そしてこのコームが人気を誇っている理由は何と言っても…
0.74mmという圧倒的な目の細かさ!!
そもそも、目が粗いと細かくまつ毛をキャッチしてくれないので、繊細まつげには仕上がりません。
しかし、他の製品と比べてもこれほど細かいものは珍しいです。
(チャスティの標準に近いPPタイプは粗さ1.2mm)
細く、セパレートに、よりナチュラルに…と考えている方はこちらがぴったりだと思います。
ただし、目が細かすぎる分…
・使用直後に汚れを拭いても、隙間に汚れが挟まって綺麗に落としづらい
・1本1本が細くなるので、程よくボリュームを残すのは難しい
この2点は難点だと思います。
動画で使いやすさをチェック
PICCASSO(ピカソ) アイブロウステーション
ピカソは日本ではまだあまり知られていませんが、
メイクブラシをメインに販売している韓国コスメブランドです。
こちらは、韓国のヘアメイクさんが使用していたり、おすすめしてたりすることが多く購入。
まつげだけでなくアイブロウ用としても販売されており、
実際に眉メイクや眉毛のカットに使用しているメイクさんも多かったです。
こちらは折りたたみ式ではありませんが、キャップがついているので
他のコスメを傷つけることなくコーム自体が曲がったり折れてしまう心配もありませんよ♪
開発段階からメーキャップアーティストが携わっており、製造は手作業で行われているそう。
他の2種類は1本1本が筒状(釘のような)の刃になっているのに対し、
こちらは平たいタイプで先端のみ少し「>」のようになっています。
後半で比較しますが、目が粗く見えてしっかり梳かすことができるのが魅力です♡
背から見たときに厚みが全くないので、目視しやすいところも使いやすいポイント!
動画で使いやすさをチェック
IPSA(イプサ) コーム
初めて使用したときに感動したのがイプサのまつげ専用に作られたコーム。
キャップなどはついていませんが、数年使用していて一度も折れたり曲がったりしたことはありません。
ダイソーなどの100円ショップのアイテムを使っていた方にとっては高く感じるかもしれませんが、
かなり丈夫なのでコスパは良いと思います。
あまり気にしなくて良いとは思いますが……。
念のため他のコスメを傷つけないよう、ポーチのポケット部分などに入れて保管することをおすすめします。
金属製なのでしっかりまつげの隙間に挟んで梳かしやすいところが魅力。
汚れも落としやすいです。
スクリューブラシよりはしっかりしていて硬く、
安めのまつげコームよりは目が細かいけれど、細かすぎるということはなく、
メイク初心者さん・上級者さん、メイクが薄い人・濃い人
どんなタイプの方にも気に入ってもらえそうな使いやすい万能タイプだと感じています。
動画で使いやすさをチェック
3種のサイズ感や仕上がりを比較
それぞれの商品の特徴をご紹介してきましたが、
ここからは3種類のコームを実際に使ってみながら比較していきます!!
サイズ感を比較
目の細かさは圧倒的に「チャスティ」が細かいので、まつげをとにかくナチュラルに1本1本細く仕上げたい方には向いていると思います。
ただし、マスカラをたっぷりめに塗っている人が「チャスティ」を使うと、
ダマになっている部分が引っかかってまつ毛が抜けやすくなるという場合があります。
また、前半でも紹介していた通り、
汚れを拭き取る際にマスカラが刃の隙間に挟まって落ちにくいという点も少し面倒に感じるかもしれません。
イプサとピカソと比較してみると……
なんとなくピカソの方が目が粗そうに感じるのですが、並べてみるとほぼ同じくらいの粗さ!
1本1本の刃の太さも同じくらいなので、
「釘のような筒状(イプサ)か平らなタイプ(ピカソ)どちらが良いか」
「背の太さ」などを基準に選ぶのが良いかもしれません。
細すぎずある程度ボリュームを残したまつ毛で、限界まで綺麗にしたいという方や
ツールケアに手間をかけたくないという方は「イプサ」「ピカソ」どちらかの方が良いと思います。
目視しやすさを比較
私が実際に使ってみて特に感じているのが「目視しやすさの違い」です。
背の部分からみると「ピカソ」が断然細く「チャスティは」太め。
そのため、一番細い「ピカソ」は梳いている最中にどの部分に刃が挟まっているのかよく分かるのに対し、
「チャスティ」はどのまつげをキャッチしているのか全く見えない状態です。
ダマになっていたり少し太くなったまつげを梳かしたい時、
「まつげのこの部分にコームの刃先を入れたい!」と狙って使用しませんか?
私は“今どこを梳いているのか”を目視しながら使用したいので、その面でかなり「ピカソ」は使いやすく
「チャスティ」はせっかく目が細かいのにそこが使いづらいと感じています。
梳かし具合を比較
何も塗っていない状態のつけまつげ
同じ種類のつけまつげにマスカラを塗り、
3種類のコームで梳かして「どのくらい綺麗に仕上がるか」を比較検証してみました!
(左)Before:マスカラを塗った状態
(右)After:コームでといた後の仕上がり
実験結果はこの通り!
感覚的にはこうかな〜というのがあったのですが、思った以上に大差なく全部綺麗に仕上がったのが驚き。
「チャスティ」は引っかかることが多かったので、
しっかり圧をかけないと細かく梳かせないのですが「まつ毛が抜けそう」という感覚になるので、圧を抑えて繊細さも控えめな仕上がりに。
そういった意味では、
まつげへの負担を気にせずしっかり梳かすことができるのは「イプサ」と「ピカソ」。
さらに、その2つの中でより細かく梳かすことができたのは「イプサ」でした。
個人的お気に入りランキング
1位 Piccasso
まだ最近使用したばかりなのですが、
まつ毛をちゃんとキャッチしている感覚があって、イプサと同じくらい綺麗に梳かすことができるので早々に殿堂入り。
「刃の細さや」「目の細かさ」だけでなく意外と「背の細さ」も使いやすさに関係するんだな
と実感するきっかけとなりました。
2位 IPSA
5年くらいは使っているこのまつげコーム。
綺麗に梳かせる・壊れにくい・手入れしやすい
という3拍子が揃っていて一番無難で使いやすいです。
使い慣れているということもあって、こちらは必ず持っていたいなと思っています。
3位 Chasty
とにかく細く、繊細にを1番とするならやはりこちらがNo1!
ただ、私の場合は逆さまつげ・ぱっちりまつ毛に仕上げたいので、
「ある程度しっかりマスカラを塗りつつカールも保ちたい」というのが希望。
繊細すぎるナチュラルまつ毛に仕上げることは少ないので、3位という結果になりました。
まとめ
アイメイク(まつげメイク)を綺麗に仕上げるのには欠かせないマスカラコームの中で、特におすすめの愛用アイテムを3種類紹介しました。
それぞれに良さがあるので、理想の仕上がりや実際に使用した時の使いやすさによって、ランキングは変わるかと思います。
商品選びに迷っている方は動画や比較結果を見比べて参考にしてください!